
~デジタルとアナログのハイブリット運用でスムーズなデジタル移行~
通信インフラを中心に幅広い事業を展開する株式会社ミライト・ワン。組織変革をきっかけに、2024年から株主優待制度にWebサービスを導入し、デジタルギフトを活用した新たな仕組みづくりをスタートしました。取り扱うギフトの種類も増え、Web申込率も年々増加。業務効率化、コスト削減などさまざまな効果も生まれています。導入の背景や導入後の変化について、お話を伺いました。

株式会社ミライト・ワン
総務人事本部
総務部 総務部門 担当課長
河田学 様
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株式会社ミライト・ワン
総務人事本部
総務部 総務部門
寺島蒼士 様
株式会社ミライト・ワン
終戦後より通信、電気、交通、水道、エネルギーなどの基幹インフラを構築・維持し、社会の発展に寄与しながら事業を展開。2022年7月1日には株式会社ミライト・ホールディングス、株式会社ミライト、株式会社ミライト・テクノロジーズの3社が統合し「株式会社ミライト・ワン」を発足させた。以降、“技術と挑戦で「ワクワクするみらい」を共創する”をパーパスに掲げ、「未来実装企業」としてDXやGX、街づくりなどの新事業に挑戦。「人間中心経営」で現場力を磨き、持続可能な社会の実現と新たな価値創出に挑み続けている。
公式ホームページ https://www.mirait-one.com/
「ミライト・ワンらしい株主優待に」その想いが出発点

ギフトパッドのサービスをどのように活用されていますか。

河田 様
株主優待で『Giftpad ticket(ギフトパッドチケット)』を活用しています。当社では15年以上前から当社株式への投資魅力を高め、より多くの株主さまに当社株式を中長期的に保有いただくことを目的に株主優待制度を実施していますが、これまでの優待内容は「QUOカード」または「社会貢献活動団体への寄付」の2種類だけでした。
しかし、2022年の組織再編に伴い「ミライト・ワン」として新たなスタートを切ったことで、「株主優待も充実させよう」という声が経営層から上がったのです。そこで株主アンケートを実施したところ、「QUOカードには満足しているけれど、ほかにも選択肢があるとうれしい」というご意見を多くいただきました。
優待ギフトの拡充が課題として上がる中で、株主優待を実施している企業のトレンドを調査したところ、「デジタルギフト」がキーワードとして浮かびました。「デジタルギフト」とはどのようなものだろう。そこから始まり、本格的に導入を検討する中で、電子マネーなどを取り扱う会社からプラットフォーマーでもあるギフトパッド様をマッチングしていただきました。
それまでは、どのように株主優待を運用されていたのですか?

河田 様
従来はハガキで申し込み、QUOカードを郵送する、いわゆるアナログ型でした。それをデジタル化していくとなると、まさにゼロからの出発でした。私たち自身、デジタルギフトを扱うのも初めてですし、どのように申し込んでもらうのか、どんな問い合わせが来るのかなど、わからないことも多くありました。
加えて、急にWeb申し込みだけに切り替えてしまうと戸惑われる方が多いのではないかという懸念もありました。そこで採用したのが、Webとハガキを併用するハイブリッド方式です。
ギフトパッド様のプラットフォームは、デジタルとアナログの両方を活用できます。それは当社にとって非常に大きな魅力であり、メリットに感じました。株主の皆様が、デジタルを利用したい方にはWeb、紙で申し込みたい方にはハガキと、使いやすい方法を選んでいただくことができるのです。
ハイブリッド方式での運用は3年目になりますね。

河田 様
導入当初、便利で優待品の選択肢も多いWeb申し込みをご利用いただけるものと考えていました。でも蓋を開けてみると、私たちの予想とはまったくの逆。初年度はハガキがおよそ7割、Webは3割程度でした。
回を重ねる毎にその傾向が徐々に変化しており、2〜3年目でWebが6割。ハガキが4割と逆転しました。お問い合わせも初年度からすると6割程度は減っており、Web申し込みが株主様にも浸透してきていることを感じています。

議決権行使を促す仕掛けを組み合わせて展開し、議決権行使率が向上

Webサービスを導入したことで、どのような変化や効果を感じていますか。
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寺島 様
まず、お申し込みをWebのプラットフォームにすることにより、データの集計などに関わる負担が大きく軽減されました。加えて、アナログ時代にかかっていた郵送費や印刷費、発送業務などのコストを着実に抑えることができています。取り扱える品目も多種多様で、今後、更なる優待ギフトの拡充も検討しているところです。また、自由度の高いプラットフォームなので、申し込み完了後、株主総会の議決権行使サイトへのリンク誘導により、議決権行使を促す仕掛けも加えることができました。

河田 様
「お申し込みをWeb化した」というだけで終わらなかったことは、私たちにとって大きな収穫でした。株主総会の議決権行使サイトへご案内する導線は、Webだからこそできる施策です。実は、導入時から考えていたものではなく、運用を始めてから、「株主様の利便性をもっと高められないだろうか」という新たな課題が出てきて、ギフトパッド様に相談したところ、すぐに「議決権行使サイトへのリンクで申し込みからのワンストップで行うのはどうですか」と提案いただけたのです。しかもごく短期間で、仕組みを実装してくださいました。
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寺島 様
その結果、2025年の定時株主総会では個人株主のインターネットによる議決権行使率が64.2%となり、前年から7.6ポイント向上しました。さらに翌年には、68.2%まで伸びています。私たちも、ここまで効果が出るとは想像していませんでした。
そのほか、ギフトパッドのサービスを活用して良かったと感じる点を教えてください。

河田 様
一番ありがたく感じているのは、ギフトパッド様は相談したときのスピード感が早いことです。「こういうことはできますか」と聞くと、まず「検討してみます」と返ってきます。
もちろん、裏では大変な調整をしていただいていると思いますが、本当にスピーディに実現してくださいます。例えば当社の場合、Webとハガキを併用することで二重申し込みが発生する可能性がありますが、そのリスクを事前に想定し、防止策をシステムに組み込んでくださいました。
何か相談すると、良い点だけではなく、懸念事項をしっかりと教えてくださるのもありがたいですね。他社の事例を共有しつつ、リスク回避のために必要な対策をていねいに説明してくださいます。これまでの経験をもとに、「それなら、こうしてはどうですか」と逆提案をいただけることも多くありました。そのことが、大きな信頼につながっています。
困ったことがあれば、一緒に考えて改善まで伴走してくださいます。私たちの中では、本当に"かかりつけ医"のような存在であり、常に前向きで、背中を押してくれる存在です。私たち実務担当者だけではなく、社内でもそうした声が上がっているので、本当に心強い存在です。
これからも“ひとつのチーム”で、よりよいサービスの構築を

『Giftpad ticket』の導入は、どのような企業様におすすめだと感じますか?
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寺島 様
当社では株主優待に活用していますが、それ以外にも、一般のお客様にギフトをお送りする場面で活用しやすいと感じます。発送業務などを人の手で行っている企業であれば、業務効率化やコスト削減を図ることができるので、ぜひおすすめしたいですね。
最後に、今後の展望やギフトパッドへのメッセージをお願いします。

河田 様
プラットフォームの利便性向上を望みつつ、やはり株主優待は、選ぶ楽しさも大切だと思っています。今後もラインナップをさらに充実させていきたい。
また、この仕組みは株主優待だけではなく、社内表彰や永年勤続表彰など、さまざまな場面で活用できる可能性があると感じています。デジタル化によって人の手で行っていた業務を減らしながら、受け取る方の満足度も高められる、そんな活用方法をこれからも広げていきたいと思います。
ギフトパッド様は単なるサービス提供者という立場ではなく、私たちを含めた「ひとつのチーム」という感覚です。これからもできれば同じチーム、同じメンバーでより良い株主優待制度をつくり、株主の皆様に新しい価値を届けていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

