アンケートの回答率を上げるには?回答率を上げる12のポイントと注意点を解説

アンケートの回答率が上がらず困っている人は少なくありません。そこで本記事では、回答率を上げるための12のポイントや注意点、最適な謝礼までわかりやすく解説します。インセンティブや設問設計の工夫で、より多くの回答が集まるアンケート作りを実現しましょう。
アンケート回答率が重要な理由
アンケートの回答率が重要な理由は、おもに「時間や手間をかけずに調査を行うため」「調査の効率性を高めるため」の2点といえます。詳しい説明は以下の通りです。
時間や手間をかけずに調査を行うため
アンケートの回答率は調査効率を左右します。回答率が低いと追加配信や対象拡大の手間が増え、コストもかさみます。例えば、有効回答1,000件を目指す場合、回答率10%であれば1万人への配信が必要ですが、20%であれば半分の5千人で済むため、時間と手間を大幅に削減可能です。
信用できる調査結果を得るため
アンケートで信用できる調査結果を得るためには、回答率が重要です。回答者が少ないとデータにばらつきが生じ、統計的信頼性が低下します。結果が母集団を正確に反映せず、意思決定にも影響するため、多くのアンケート調査における平均値とされている回答率30%を目安に信頼性を高めましょう。
アンケート作成の進め方
回答率を上げるには、誰に答えてほしいかを明確にし、その人に合った質問をすることが大切です。以下で、効果的なアンケート作成の進め方を解説します。
1.アンケートの目的と対象者を明確にする
アンケート作成の第一歩は、目的を明確にし、誰に回答してほしいかを定めることです。質問内容や順序といった骨子をあらかじめ設計することで、作成が円滑に進みます。目的、対象者の属性、実施場面などを検討しましょう。
2.最適なアンケート実施方法を選ぶ
次に回答を得る方法を決めます。ターゲットの年齢層や特性により、Webや紙など効果的な媒体は異なります。Webアンケートの場合は、使用ツールもこの時点で選定しておくとスムーズです。
3.設問内容と答え方を設計する
次に各設問に最適な回答形式(自由記述、選択式など)を選び、回答しやすく設計します。アンケートのテンプレート活用も回答率向上に有効です。
4.アンケートを開始して回答を集める
アンケート完成後、設問の分かりやすさや無駄がないか最終確認し、公開・配布に移ります。具体的には紙での手渡しや、メールでのURL送付、WebサイトやSNSでの発信、専門業者への依頼といった方法で回答を集めます。

アンケートを作る手段
アンケート媒体は対象者で使い分けます。オンライン形式と紙媒体があるため、それぞれの特徴と選び方を解説します。
オンラインフォームを利用して作成する
インターネットの普及に伴い、オンラインフォームでのアンケートが増えています。印刷コストがかからず、データ集計・分析も効率的で、内容修正も容易な点が魅力です。ただし、回答までに時間がかかったり、デジタル機器が苦手な層には不向きだったりすることもあります。Googleフォームなどの専用ツールを使えば手軽に作成可能です。
紙に印刷して作成する
紙でのアンケートは以前からある手法です。デジタル機器に不慣れな層でも回答しやすいのがメリットで、その場での回収により比較的高い回答率が期待できます。ただし、印刷コストや集計・データ化の手間、印刷後の修正の難しさがデメリットとして挙げられます。
アンケート回答率を上げる12のポイント
回答率は簡単には上がらないことが多いため、小さな工夫の積み重ねが重要です。ここでは回答率を上げる12のポイントを解説します。
1. 自然な思考順に構成する
アンケートの回答率を上げるには、回答者の思考の流れや時間の経過を考慮した設問順が鍵です。まず「最初と最後」「過去から未来」といった自然な順序を意識しましょう。さらに、関連する質問は連続して配置することで、回答者はスムーズに思考を巡らせることができ、最小限の負担で作業を進められます。
2. 設問は厳選する
設問は20~30問を目安に厳選しましょう。複数ページにわたる構成は回答者の意欲を削ぎ、後半の回答精度も低下させます。回答者の負担を考慮した、簡潔な設問設計を心がけてください。
3. 回答は選択式を中心にする
回答は、直感的に選べる選択式を中心にしましょう。記述式も、詳細な意見が欲しい場合に1~2問程度なら有効です。アンケートの序盤に記述式を配置することは「ずっと書かされるのでは」と敬遠されがちであるため、前半は選択式で負担を軽くし、後半に記述式を置くことで心理的なハードルを下げましょう。
4. 回答の重要度順に表示する
特に重要な設問は、アンケートの冒頭に配置するのが効果的です。回答者が時間的な制約などで最後まで回答できなくても、最初の数問には答えてくれる場合が多いでしょう。たとえ全ての回答が得られなくても、序盤の設問で最も知りたい情報を収集できるように、優先順位を考慮して質問を並べてください。
5. 回答に必要な時間の目安を明記する
回答にかかる所要時間を冒頭で伝えましょう。所要時間が不明だと回答者は不安を感じ離脱しがちです。目安を示し、5~10分、長くても15分程度に収めると、安心して協力してもらいやすくなります。
6. 調査の目的を冒頭で明確に伝える
アンケート開始時に、その目的や趣旨をはっきり示すことが肝心です。何のためか、なぜ自分が答えるのかが不明だと協力の意義を感じません。疑問を解消し納得して回答してもらうために目的、対象者、結果の活用法を伝え、適切なデータ収集につなげましょう。
7. スマートフォンやパソコンなど多様なデバイスに対応する
回答はパソコンに限らず、スマートフォンやタブレットからも行われます。あらゆる端末で快適に操作できるように、画面表示や設問のレイアウトを最適化しましょう。利用される端末を予測し、回答しやすい環境づくりをすることが重要です。
8. 質問数を絞り込み回答者の負担を軽減する
質問数を減らすのはもちろん、関連する質問はまとめて配置しましょう。思考が途切れずスムーズに回答できるように、話題のまとまりや流れを意識することで、回答者の負担を軽くします。
9. 直感的に答えやすいシンプルな設問設計をする
回答者が悩むような複雑な問いは、回答意欲を低下させます。専門用語の多用や長すぎる質問文は避け、誰でも一読で理解できる簡潔な表現を心がけましょう。特に集中力が低下しやすい場面では、より負担の少ない設問が求められます。
10. 匿名での回答を可能にする
氏名などの個人情報が必須でなければ、匿名での回答を認めると、回答への心理的ハードルが下がり協力が得やすくなります。本音を引き出し、より質の高い意見を集めるうえでも効果的です。属性を知りたい場合は、選択式の質問で傾向をつかむとよいでしょう。
11. 個人情報の扱いを明記する
個人情報の取り扱いを明記し、回答者の不安を解消しましょう。悪用を懸念し回答を控える人もいます。安全性の明示は、情報保護意識が高い現代において回答率向上につながります。
12. 協力への感謝としてインセンティブを用意する
謝礼(インセンティブ)は、回答意欲を高める有効策です。回答者が魅力を感じる謝礼品を選びましょう。「全問回答で進呈」など条件を明示し、実物があれば提示するとより効果的です。

アンケート回答率を上げるために効果的な謝礼・インセンティブ
アンケート回答率向上には謝礼が効果的です。以下で、その種類と活用法を解説します。
無償サービスや試供品で謝意を示す
無償サービスや試供品で感謝を示すのは、回答者に「お得感」を与え協力を促す有効な手段です。特にデジタルギフトのような手軽に贈れるものは喜ばれ、回答率向上に貢献します。参加者の興味に合わせた提供を心がけ、より多くの協力を引き出しましょう。
謝礼としてデジタルギフトを用意する
オンラインで手軽に贈れるデジタルギフトは、配送コストや手間がかからず、回答後すぐにお礼を届けられます。コンビニ商品や自宅へ届く品など、受け取る人が多彩な選択肢から好みのものを選べるため満足度も高いでしょう。環境に配慮した印象もあり、企業イメージ向上にもつながる、魅力的な謝礼です。
アンケートの回答率を低下させないための注意点
回答率を上げるには、低下させる要因を避けることも重要です。以下で、特に注意したいポイントを解説します。
関連する設問はまとめる
関連性の高い質問はグループ化しましょう。質問があちこちに分散していると、回答者は思考を切り替える必要があり、回答に時間がかかるだけでなく、離脱の原因にもなります。質問を時系列で並べたり、見出しで内容を予告したりすることで、回答者は思考を整理しやすくなり、スムーズな回答が期待できます。
ドロップダウン形式を避ける
Webアンケートでドロップダウン形式は、操作が増え回答者の負担になるため推奨できません。特に選択肢が多いと煩雑になります。選択式など、よりシンプルな形式で回答しやすい工夫をし、回答率向上を目指しましょう。
最適なタイミングで依頼する
Webアンケートの配信は、回答者の活動が活発なタイミングを見極めることが肝心です。ウェビナー形式なら終了直後など、サービス特性や対象者に合わせ、最も目に触れる最適なときに依頼しましょう。
「アンケート」以外の言葉を使う
「アンケート」という言葉が敬遠される場合もあります。例えば「感想をお聞かせください」など、より気軽な表現に変えるだけで、回答へのハードルが下がります。言葉の選択で回答率は変わるので、状況に合うネーミングを工夫しましょう。

まとめ
本記事では、アンケート回答率を上げる12のポイント、注意点、効果的な謝礼を解説しました。設問設計の工夫に加え、回答者への感謝を伝えるインセンティブは回答率向上に不可欠です。特に、手軽で喜ばれるデジタルギフトは回答者の満足度を高め、アンケートの回答率アップに大きく貢献するでしょう。
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